こうちゃんの闘病日記
こうちゃんは、11歳半の女の子の猫ちゃんです。
我が家に来た時は、小さくて真っ白でかわいい子猫でした(家の納屋で野良猫が赤ちゃんを産み、母猫が育児放棄してしまったので飼うことになったのです)。
こうちゃんがつい先日、「消化器型リンパ腫」との診断を受けました。
こうちゃんが生きていた証を残すことはもちろんですが、同じ病気で悩む飼い主さんの参考になればと思い、闘病記録をブログに載せることにしました。
こうちゃんが我が家に来てくれて本当に幸せです。
こうちゃんの残りの時間が、幸せなものでありますように・・・。
元気にな~れ、こうちゃん!!
*** 2011.11.10 ***
夜中に吐く
猫はよく吐く動物なので、特に気にせず毛玉を出すためかな?くらいな気持ちでしかいなかった。
*** 2011.11.11 ***
食欲がなく、いつもと様子が違う。
水も飲んでいない感じ。
*** 2011.11.12 ***
動物病院受診
体重 5.45kg
体温 39.5℃
少し弱ってはいるけれど、なんとなくすぐに元気になっちゃいそうな感じがした。
冬が近づいて寒い日が続いていたから、体調を崩しただけだと思っていた。
このときは、大きな病気が隠れている感じはしなかった。
先生の触診で、足の付け根のリンパが少し腫れていることがわかった。
おなかを触ると嫌がったが、太っているため脂肪が邪魔して、腫瘍があるかどうかはわからなかった。
昨日から何も食べていないので、皮下補液(解熱剤と抗生物質とステロイド入りのソルラクト輸液)を首の後ろに入れてもらう。
血液検査をしてもらい、レントゲンを撮影。
白血病と猫エイズの検査もしてもらう・・・結果は陰性
血液検査の結果↓
白血球の値が高いが、それ以外は特に異常なし。
腎臓や肝臓も異常なし。
細菌感染なのかな?と思っていた。
*** 2011.11.13 ***
体重5.42kg
体温38.5℃
昨日より熱が下がっている。
腹部超音波(エコー)をしてもらう↓
小腸の腸管の筋層が肥厚している(画像の中心あたりの、黒く見える部分が肥厚している箇所。サイズを測った際の点線が写っている)。
厚さ 7.6ミリ
このため、小腸の動きが悪く、腸内の食べ物が通過しにくくなっている。
食欲がでない原因は、この部分が原因らしい。
筋層が肥厚しているのは、ここ一か所だけで、他には異常はみられない。
厚さ7.6mmはかなり厚い。
エコーをあてながら、注射器で細胞を吸い取り、細胞の検査をしてもらう。
院内の顕微鏡でみた感じでは、特に異常はみられないが、外部の専門機関に検査を依頼する。
液状のエサ(ビオデテリナリー)をもらう。シリンジで口に入れようとするが、かなり嫌がるため結局与えられなかった・・・。
翌日分の皮下補液を自宅で入れられるよう(動物病院が休診日のため)、先生に点滴の方法を教えてもらう。
*** 2011.11.14 ***
自宅で皮下補液を入れる。
昨日より調子がよさそうな感じ。
*** 2011.11.15 ***
病院へ行こうと思っていたが、こうちゃんの食欲が戻り、元気になってきた。
動物病院まで車で28Kmもあり、車で40分近くかかるので、自宅でこうちゃんの様子をみていくことにした。
*** 2011.11.21 ***
動物病院から、先日の細胞の検査の結果を電話で聞く。
FAXで細胞診診断書を受取る。
細菌感染を伴うリンパ腫(LGL Lymphoma)とのこと。
こうちゃんが、リンパ腫という血液のガンで、治ることはないといわれる。
信じられない・・・。現実を受け止められず困惑する。
早めに病院へ行かなくてはと思うが、こうちゃんが元気にカリカリを食べてくれるようになっていたので、誤診ではないか?という気がしてしまう。
誤診であってほしい・・・。
そう思って、病院へなかなか行くことができない。
*** 2011.11.26 ***
夜中、吐く。
胃の中にあったカリカリが、すべて吐きだされてしまった。
*** 2011.11.27 ***
食欲がなくぐったりしている。
今までで一番ぐったりしていて、頭を持ち上げることすらしんどい感じ。
ほとんど歩かない、立ちあがらない。
水も飲まない、ご飯も食べない。
人差し指を近づけても、こうちゃんの鼻が近づいてこない。
なでてもゴロゴロいわない・・・。
*** 2011.11.28 ***
かかりつけの動物病院が休診日だったため、違う病院へ。
セカンドオピニオンをお願いして、こうちゃんの今までの検査結果をみていただく。
やはりガンであること、治療は困難であること、治療方法などを、とても親切に相談にのってくださった。
こうちゃんの死を受け止める覚悟をしなければ・・・。
少しずつ少しずつ、自分の中で気持ちの整理を始めるようにする。
初診料 1200円
点滴料 1200円
合計 2520円
*** 2011.11.29 ***
体重 5.18kg
今日はパパも一緒に来院。
こうちゃんの状態と、今後の見通しをきちんと説明してくださる。
一時、こうちゃんの具合が回復したように見えたのは、ステロイドが効いてくれたかららしい。
薬の効き目が切れて、また具合が悪くなってしまったらしい。
こうちゃんの病名は 「消化器型リンパ腫」。
消化器系にできるリンパ腫である。
猫にはよくあるガンらしい。
発症する平均年齢は10~12歳
白血病陰性の子がなりやすく、
短毛雑種猫やシャム猫は比較的なりやすいらしい・・・。
こうちゃん、雑種だけどシャムっぽいからなぁ・・・。
抗がん剤の治療を続けても、完治はしない。
猫の消化器型リンパ腫は、抗がん剤が比較的効きやすいが、半年くらい経つとそれも効かなくなってくる。
そのとき、また別の抗がん剤を試すが、最初に投与した抗がん剤が一番効果の高いとされている抗がん剤なので、徐々に抗がん剤の効果は現れなくなってしまう。
一年後の生存率は20%らしい。
もしも、抗がん剤治療をせず、皮下補液も何の治療もしないで、自然のままでいた場合は、もって1か月の命らしい・・・。
腫瘍切除の外科手術は、開腹してみないと、腫瘍の状態がわからない。
腸がからまるように癒着していたり、切り取る部位がたくさんある場合は、手術は困難で、切り取らずにおなかを閉じてしまうことしかできない。
たとえ、腫瘍を切除したとしても、正常な腸と腸をつなぎ合わせて、果たして元通りに機能するかどうかは不明。
消化器(胃や腸)を切除した場合、抵抗力も弱まるし、身体が今までどおりの元気な状態ではいられない。
外科的手術をして抗がん剤投与をした猫と、外科的手術をせずに抗がん剤のみを投与した猫の生存率はほとんど変わらないらしい。
一つの腫瘍を切除しても、血液のガンであるリンパ腫は転移しやすい。
また他の場所に腫瘍ができてしまうらしい。
つまり、開腹手術をする意味があまりないらしい・・・。
かえって痛い思いをさせて、寿命を縮めるというケースも多い。
今日は、ステロイド入りの皮下補液をする。
ステロイドも最初は効果があるが、徐々に効果が出にくくなり、1週間に1回の投与だったところが3日に一回、毎日・・・と投与する感覚が狭まっていくらしい。
ステロイドは、腎臓に負担がかかるため、最終的には腎臓を悪くしてしまう子もいる。
*** 2011.11.30 ***
抗がん剤治療開始
午前中に連れて行き、夕方迎えに行く。
抗がん剤 アスパラギナーゼを使用(次回は一週間後にビンクリスチンを投与予定)
明日から一日一回、晩に「プレドニゾロン」を2錠飲ませる。
*** 2011.12.1 ***
体調安定している。
夜、錠剤を飲ませようとしたが、かなり嫌がって飲ませるのにすごく苦労した。
嫌がるというより暴れるといった感じ。
かまれるし、ひっかかれるし、両手が傷だらけになる・・・。
あごをつかむ感じにしたかったのに、首をぶんぶん振って、体もクネクネさせるのでやりにくい・・・。
youtubeの動画にあった、猫のお薬の飲ませ方は、とっても簡単そうに見えたのに・・・。
パパと二人で悪戦苦闘。
薬を飲ませることでガンが大きくなっちゃいそうなくらい、ストレスを与えてしまった。
初めてだから仕方ない・・・なんとか方法を考えよう。
*** 2011.12.2 ***
体調安定している。
錠剤を飲ませるのに、また一苦労。
昨日よりも逃げ方がうまくなっていて、口に入れた薬を吐きだされてしまった。
もっと奥に放り込みたいのだが、口を開けてくれないので難しい。
なんとか飲ませるけど、かなり怒っているこうちゃん。
ごめんね・・・。
*** 2011.12.3 ***
早朝、2回吐く。
胃の中のものすべてと、どろどろになったエサが床に落ちている。
水を大量に飲んでいる。
その後、飲んで間もない水まで、すべて吐いてしまった(かなりの勢いで吐いている)
おしっこもここ数日、出が悪い感じがする。
うんちもあまりでていない感じ。
病院へ行く。
抗がん剤の副作用であれば、投与後1~2日で副作用がでるはずなので、
こうちゃんの今の症状は 抗がん剤が効かない のではないか・・・。
抗がん剤は元気な細胞まで殺してしまう薬なので、体力が落ちているときは抗がん剤の治療はできない。
ステロイド入りの皮下補液をもらい、それを与えて様子を見るしかない。
もしも回復しなかったら・・・・・・・・・半年は持つと思っていただけに、かなりショック。
エリザベスカラーをつけて、超音波エコーをいつもおとなしく受けさせてくれるこうちゃん。
とってもがんばりやさんです♪
腫瘍は、また大きくなっていたそうです・・・。
診察を終え、テーブルにキャリーケースを乗せたら、自分からキャリーケースに入って行きました。
こんなの初めて!
早くおうちに帰りたいんだね・・・こうちゃん。
夜、うんちが出る。
食欲も少しずつ戻ってきた。
缶詰をぺろぺろなめている。
*** 2011.12.4 ***
カリカリは食べないものの、缶詰を食べている。
水も飲んでいる。
家のなかやお庭をうろうろしている。
ステロイドが効いているのかな?
*** 2011.12.5 ***
カリカリも食べ、缶詰も食べている。
水も飲んでいる。
家の中やお庭をうろうろしている。
病気なる前よりもうろうろすることが多いかもしれない。
腹水がたまっているのか、やせてしまって脂肪がたるんでいるのかわからないが、おなかが昨日よりもたるんで見える。
*** 2011.12.6 ***
昨日まで、まとめてUPしていたので、文章が硬かったのですが、今日からはこまめに更新していけたらいいなと思っています。
文章も少し柔らかくします~![]()
今日は、カリカリは食べませんでしたが、缶詰を食べてくれました。
オリオンが大好きだった いなば食品の 「CIAO(チャオ)」
こうちゃんの好みは「まぐろ白身&しらす入り」です![]()
今日も皮下補液のお注射を嫌がりましたが、なんとか打たせてくれました。
皮に安全ピンを刺すような感覚・・・。あまり慣れたくない感覚ですね・・・。

「にゃに撮ってるのよ
あたちはどこも悪くなくってよ
」
っていう感じかな?
子供たちが帰宅して大声がうるさいと、ママお手製の段ボールハウスに入ります![]()
ペット用ヒーターが入っているので、快適みたい♪
写真のふわふわな寝床にいたり、こたつにいたり、段ボールハウスにいたり、お外にいたり、ご飯を食べたり。
元気な時と同じように平和に過ごしています。
ゴロゴロ言ったり、自分からすりすりしてくれなくなっちゃったのが、かなりさみしいな。
早く元気になって、頬をすりすりしてきてほしいな~。
抗がん剤が効いてくれていれば、今日は2回目の抗がん剤の治療日の予定でした。
今朝、かかりつけの獣医さんにお電話して、「皮下補液が効いて調子が良いようなので、もしも今日抗がん剤治療をするのであれば、連れていきますがどうしたらいいですか?」
と相談しました。
前回の抗がん剤は効かなかったけれど、もしかしたら他の抗がん剤が効くかもしれない・・・という望みを持って・・・。
でも、「あと一週間様子をみましょう」と、先生はおっしゃってくださいました。
12月3日にエコーを撮ったとき、「こうちゃんの腫瘍がまた大きくなっていた」ことも考えると、こうちゃんにはおうちでのんびり余生を送ってほしいという先生の判断なのかもなぁと考えてしまいます。
いつまでステロイドが効いてくれるのかな・・・。
錠剤で飲ませるタイプのステロイドは効かなかったわけだし、毎日ステロイドを注射している(ソルラクト輸液にまぜて皮下輸液)わけだから、かなり強いステロイドを使っているという感じなのかな?
ということは、こうちゃんの癌はかなり進攻しているのかな・・・。
いろいろと不安が頭をよぎってしまいます。
今度、先生に相談してみよう・・・。
こうちゃんが、ゆっくり眠っていてくれるとホッとします。
ご飯を食べてくれていると、ホッとします。
今日の日中は、私のあとを追って、せつなそうな目で私を見てくれていました。
(いつもはパパへ見せる愛情をママに向けてくれた感じ♪)
私の愛情がこうちゃんに伝わったのかな?
ちょっと嬉しかったです![]()
*** 2011.12.13 ***
こうちゃんを連れて動物病院へ行きました。
毎日の皮下補液のおかげで、食欲もあり、便や尿もでていましたが、
おなかがタプタプしてきたような気がしたので、先生に相談したところ、やはり腹水がたまっていたようです。
エコーをしながら腹水を抜いてもらいました。
黄色い済んだ液体が200mlくらい、体から取り出されました。
腹水がたまるのは、腫瘍の部分から漏れ出しているからだそうです。
腫瘍も徐々に大きくなってしまっているようです・・・。
体重 5.65kg(腹水のせいで、体重が増加しています。体を触ると、骨と皮が増えてきたのに・・・)
抗菌剤も注射してもらいました。
今日も血を抜いて血液検査・・・。
BUN(尿素窒素)30.9mg/dl
CRE(クレアチニン)2.0mg/dl
どうやら腎臓の機能に異常が出始めてしまったようです・・・。
これだけ毎日ステロイドを注射しているのだから仕方がないのだけれど、こんなに早くでてきてしまうのですね。
臓器はもともときれいだったのに・・・。
私が今やっていることは延命治療になるのでしょうね・・・。
人間に置き換えて考えてしまうと、こうちゃんの本来の姿をいじってしまっていることになるんですよね。
こうちゃんが一日でも長く生きられるようにという思いで動物病院へ連れて行っているわけではないんです。
こうちゃんが苦しまずに安らかに過ごせるように・・・という思いで、治療を続けているのに、治療をすればするほど、別の病気にさせてしまうんです。
自然に暮らしていた猫を人間が飼うということ自体が、すでに自然でないのに、
最後は自然に死んだほうがいいから治療を打ち切るというのは、
どうなのでしょうか・・・。
どのタイミングで病院への通院を打ち切ったら良いのかわかりません・・・。
治る病気を治すなら治療ですが、治らない病気に対しては、治療って言わないのでしょうか・・・。
たまった水を放置すれば、いずれ胸に水がたまり呼吸困難を起こします。
腹水、腎臓、腫瘍・・・。
どれも致命傷になってしまいます。
どうしてこうちゃんがこんなつらい思いをしなくてはいけないんだろう・・・。
こうちゃん、こうちゃん、元気になって。
*** 2011.12.17 ***
昨日の夕方まで元気だったこうちゃん。
缶詰もカリカリも食べて、うんちもおしっこもきちんとでていました。
夕方のときのこうちゃんの腹水は、そんなにたまっていなくて、どのタイミングで病院へ連れて行こうか迷うくらいの程度でした。
でも、夜11時くらいに、こうちゃんのお腹を見たら、お腹がタプタプになっていてびっくり。
夜中の2時くらいになると、胃のなかのものをすべて吐き出してしまいました。
4回も吐きました。
その後、ぐったりして、こたつの掛け布団の上でくるんとまるまり、ずっと動かないんです。
かなり苦しそうでした。
今朝、朝一番で動物病院へ行こうと、こうちゃんをケージに入れようと持ち上げたら、おしっこの匂いが・・・。
こたつ布団の上で、おしっこをしてしまったようです。
腹水がたまって、膀胱を圧迫して失禁してしまうことがあるそうです。
おトイレへ移動するほどの元気もなかったように思います。
今朝のこうちゃんのおなかはパンパン。
体重もかなり重い気がしました。
夕方4時にお迎えに行きました。
抜いた腹水の量は250ml、黄色い液体は、前回と違って、白っぽく濁っていました。
たんぱく質が出てしまっているそうです。
血液検査をしておこうということになり、帰る気満々だったこうちゃんはもう一度処置室へ。
処置室からこうちゃんの悲鳴のような叫び声が聞こえ、とてもつらくなりました。
痛いことをこれ以上させてはいけない・・・。
もう治らないのだから、血液検査はもうやめよう。
こうちゃん、ごめんね・・・。
血液検査の結果、白血球数が13日に35000あったのに、今日は7900個/μlにかなり下がっていました。
13日の抗生剤が効いたのだとすれば嬉しい値ですが、こんなに下がるなんて、なんだか不安です。
家に戻ってからも、かなりぐったりしていました。
呼吸も苦しそうな感じがするし、目を閉じないで半眼びらきでぐったりしています。
オリオンの最期のほう、こんな感じだったな・・・。
こうちゃん、つらいよね・・・。
こうちゃん、がんばれ!!
こうちゃんの生きようとする姿、人間も学ばないといけないなってつくづく感じます。
苦しいはずなのに、文句ひとついわずに、死を受け入れようとしている。
こうちゃんが苦しまないでいられますように。
お迎えが安らかなものでありますように。
天国のオリオン、チャオ、リゲル・・・。
こうちゃんが、もうすぐ天国に行くからね・・・。
こうちゃんを守ってあげてね。
こうちゃんの居心地の良い場所をつくってあげるからね。
こうちゃんがこの家に飼われて、幸せだったと思えますように・・・。
前回吐いたときもそうでしたが、大量に嘔吐したときの胃の内容物は、
カリカリでした・・・。
こうちゃんの身体にとっては、カリカリは消化の悪い食べ物になってしまっているのかもしれないと思い、エサはこれから缶詰のみにしようと思いました。
カリカリをふやかしてあげれば良いのですが、ふやかしたカリカリは食べてくれません。
おいしくないのかな??
缶詰は総合栄養食ではないので、必要な栄養が不足してしまうことが心配ではありますが・・・。
嘔吐するよりはマシなので、とりあえず缶詰で様子を見ていくことにします。
缶詰はおいしいらしく、こうちゃんの大好物だから、最期くらい好きなものを好きなだけ食べるというのもいいことなのかも知れませんね・・・。
*** 2011.12.22 ***
今日も腹水を抜きに、朝から動物病院へ行きました。
朝9時半に入院して、夕方4時にお迎えに行きます。
今日は腹水を200ml抜きました。
タンパクが今日も腹水に含まれていて、抜いた腹水を見たら、白い塊がごろっと入っていました(最初はにごっているけれど、時間が経つと白く固まるようです)。
血液検査の結果、白血球の値が「OVER」・・・・・・。
検出限界を超えたってことですね。
うわ、こうちゃん・・・。
皮下補液にステロイドだけでなく抗生剤も入れて、様子を見るしか手はないようです。
今日は腎臓の値は平常値になっていました。
アルブミンと総タンパク質が減っていました。
タンパクが腸の穴から漏れてしまうので、栄養不良になってしまっているみたいです。
エサもほとんど食べられない状態だしなぁ・・・。
おとといあたりから少し食欲がでて、缶詰を半分くらい一日に食べるようになっていたけど、それだけじゃ足りないよね・・・。
調子が良いときは軽く3缶くらい食べてたし・・・。
病院の先生の表情がとても暗かったです・・・。
お役に立てずに申し訳ないです・・・と、頭を下げてくださいました。
先生が悪いわけではないのに、なんてやさしい先生なんだぁ~![]()
今から抗がん剤をやって、抗がん剤が腫瘍を小さくしたとしても、腸に穴があいてしまっているせいで、穴がますます広がってしまうだろう・・・とおっしゃっていました。
今は、ストーブの前でねんねしてるこうちゃん。
今日はなんだか、目が落ちくぼんでいる感じがします。
瞬膜も少し見えるし、ほっぺたやあごの下をなでなでしてあげると、私の掌の上に首をのせて、そのままじーっとしています。
目を閉じているのに、半分開いているような状態で、空(くう)を見ているような・・・。
オリオンのときと同じ状態になっちゃったな・・・。
毛の艶はまだまだあって、綺麗なのに。
背中は骨っぽくなって、でも、おなかはタプタプ・・・。
呼吸が大きい感じがします。
あと何日、そばにいてくれるのかな、こうちゃん。
明日から子供たちが冬休みで家にいるから、かなり大きな声がうるさくて、身体にさわってしまうね・・・。
ゆっくり休ませてあげたいけど、子供たちうるさいからなぁ。
今日、病院にこうちゃんを預けて、その間に車の整備工場に行きました。
ヘッドライトの球が切れたからなのですが、交換してもらっているときに、待合室でかわいい猫と出会いました。
私がソファに座っていると、その猫ちゃんは私のひざの上に登ってきてくれました!!
まぁぁぁ
なんて、なんて、かわいいのぉぉぉ![]()
こうちゃんなんて、膝の上で寝てくれることなんて、ないのに!!!
(元気だったときでも、膝の上に登ったりはしなかったんです![]()
私じゃなくて、パパのこと、こうちゃんは大好きだからね~
)
首のまわりやの身体をなでなでしてあげて、すっかり仲良しになりました![]()
そこへ、整備工場の猫ちゃんの飼い主さんがケージを持ってやってきました。
これから動物病院へ連れていくんです・・・、と。
え??この猫ちゃんも具合が悪いの!?
2か月前から腎臓を悪くして、毎日病院へ行き、注射をしてもらっているそうです。
なんでなんでなんで!!!!
もう、かなりショックです。
年齢だって、まだ9歳になっていないくらいだとか・・・。
私の住んでいる場所は茨城県です。
私の住んでいる地域は、放射線量は県南ほど高くありません。
どちらかというと、県内でもかなり低い場所なのに・・・。
私の家のお隣に住んでいらっしゃるわんちゃんも、2カ月前くらいから腎臓を悪くして、やはり動物病院に通っています。
わんちゃんの動物病院の先生は、犬は除草剤がついた草を食べるから、腎臓を悪くする子もいる・・・って言っていましたが、除草剤が原因とはとても思えなくて。
私の友人が飼っている猫ちゃん3匹もそれぞれ、エイズが悪化したり、怪我が化膿してしまったりして、何度も動物病院に通っています。
みんな、別々の動物病院ですよ・・・。(腕が悪いとかじゃないです)
我が家が放射能の影響を怖がりすぎているというのも確かにありますが、私のまわりの猫ちゃんワンちゃんがどんどん具合が悪くなっていることを考えると、ついつい疑ってしまいます。
原発の爆発から数カ月経って症状が現れてきているとしたら・・・。
数年後の日本の子供たちに症状がでてこないとも限らないような気がして、かなり恐ろしいです。
どうかどうか、これ以上、子供たちや動物たちに被害が拡大しませんように・・・。
*** 2011.12.27 ***
今日も腹水を抜きに動物病院へ行きました。
いつもは午前中に預けて夕方お迎えに行くのですが、動物病院にいる時間が長いのがこうちゃんにとって負担になるということで、
今日は午後に行って、1時間くらいで腹水抜きを終えてもらいました。
他の患畜や先生の手術とか入ってしまうと、そうそうすぐに引き取らせてもらうというわけにもいかないとは思うのですが、今日は早く終わって助かりました!
腹水の量は、今日はなんと500mlもあり、びっくりです。
にごった茶色い水がコップいっぱいになっていて、こうちゃんのお腹にこんなに入っていたのかとおもうと、かわいそうでかわいそうで・・・。
これだけの腹水を体温と同じにあたため続けていなければいけないということが、猫ちゃんにはかなりの負担で、それだけ体力を消耗してしまうようです。
ここ数日、食事をほとんど食べられず、水も少しだけ飲んで、おしっこも数回しかでません・・・。
目に元気がなく、ぐったりとしていて、日中はお外でひなたぼっこをしていますが、ほとんど動きません。
家の中にいても、段ボールハウスで寝ていることが多いです。
寝ているといっても、ぐったりしていて目は半分あいているような感じです。
こうちゃんは、つらくてぐっすり眠ることもできていないんだと思います。
病院の看護婦さんに、「リンパ腫の猫ちゃんは増えていませんか?」と聞いてみました。
こうちゃんが行っている動物病院では、特にそういうことはないようです。
そっかー![]()
私のまわりには、病気になる猫ちゃんが多いんだけどな・・・![]()
少し安心はしましたが、複雑な心境です。
今日の治療費
再診料 500円
腹水抜き(エコー下にて) 8000円
消費税 425円
=合計8,920円
こうちゃん、頑張っているね!
動物の生命力に本当に頭が下がります。
人間も頑張らなくちゃね!!
*** 2011.12.30 ***
今日の午後から動物病院がお休みなってしまうので、午前中に動物病院に行ってきました。
腹水を抜いてもらったら、今日は400mlもありました。
たった3日で400ml・・・。
腹水のたまる速度がかなり速いです。
体重を測ったら4.8kgでした。
体重が5.3kgになったらまた腹水を抜きに行かなくては・・・。
27日に腹水を抜いてもらった後は、食欲も少しでて、全然食べなくなっていた缶詰を、一日に半分くらいは食べてくれるようになっていました。
食欲が落ちるのは、腹水がたまった証拠でもあるのですね。
病院の先生に、これからこうちゃんはどうなってしまうのか、相談しました。
1か月前くらいは、腫瘍がエコーの画面ではっきりとわかったのに、今は腫瘍が拡大してしまったため、エコーの画面に映りきらないそうです。
ごちゃごちゃになってしまっているようです・・・。
腫瘍が拡大して、腸を圧迫するため、いずれは食欲が落ちて食べられないことが死につながることになりそうです。
身体に必要な栄養がもれて腹水になってしまっているので、栄養失調にもなっています。
腫瘍だけでなく、腹水も腸を圧迫します。
腹水を抜かなければ水が胸にたまって呼吸困難になってしまいます。
今は、ステロイドで腎臓に負担をかけているし、白血球の値もかなり高いし・・・。
いずれ、食欲がなくなって、痛みがひどくて、呼吸が苦しくなるようであれば、安楽死もありなのかもしれません。
安楽死にする場合は、猫を眠らせて、心臓を止める薬を注射するようです。
眠った状態で死ねるので、苦しみはないそうです・・・。
安楽死は避けたいけれど、それもどうなのかな。
決断はできないだろうな・・・。
今日の治療費
再診料 500円
自宅点滴薬剤料1800円×5日分=9000円
腹水抜き(エコー下にて) 6000円
消費税 775円
=合計16,270円
*** 2012.1.2 ***
あけましておめでとうございます。
今年は自然災害もなく平和な一年でありますように・・・。
こうちゃんと一緒に、年を越せたことがとてもうれしいです。
日に日に衰えていくこうちゃんをみるたび、あとどのくらい生きてくれるのだろうと心配になったり、
食欲が戻って、のんびりひなたぼっこをする姿を見る日が続くと、
リンパ腫なんて嘘だったんじゃないかって思ってしまったりもして、
気持ちがあちこち揺れ動いてしまいます。
昨日のこうちゃんの体重は5.0kg
今日のこうちゃんの体重は5.1kg
でした。
いつもお世話になっている動物病院がお休みなので、
今日は先生からご紹介いただいた、別の動物病院へ連れて行き、腹水を抜いてもらうつもりでした。
昨日もおとといも食欲があったし、大きく膨らみすぎているというほどではないお腹でしたが、明日はどうしても実家に日帰りで帰省したかったので、今日のうちに腹水を抜いてもらったほうがいいのかな・・・と思い、連れて行きました。
腹部エコーをあててみていただいたところ、150mlくらいは抜けるけど、無理して抜くほどではないよ・・・とのこと。
食欲もなくてぐったりしているようなら抜いたほうがいいけれど、腹水を抜くリスク(ごく稀に感染症になってしまう危険があるなど)もあるし、今の状況なら抜かなくても大丈夫でしょう。
ということでした。
最終的に抜くか抜かないかは、飼い主の判断に・・・ということなので、迷いましたが抜かないことにして、帰宅しました。
エコーのついでに、腫瘍の状態も見ていただきました。
脾臓に転移することが多いらしいのですが、今日見た感じではまだ大丈夫そうなような・・・。
少しだけホッとしました。
こうちゃんの状態が良いようなら、抗がん剤をもう一度チャレンジしたほうがいいのかな・・・先生にセカンドオピニオンをお願いしたほうがいいのかな・・・
腹水はたまると今度は胸にたまるから、たまったらすぐに抜いたほうがいいのかな・・・と思っていた部分もあるのですが、たいしてたまっていないようなら無理して抜かないほうがいい・・・という今日の先生の説明を聞いて、う~ん。
たしかに、かかりつけの先生も、体重が500g増加したら抜きましょう、ということだったので、今日の先生と考えは一緒なのだとは思うのですが、飼い主としてはついつい心配になってしまいます。
腹水が一か所にたくさんたまってお腹を圧迫しているとか調子が悪いとかなら、すぐに抜かなくてはいけないのでしょうね・・・。
こうちゃんの腹水は、おなかのあちこちに少しずつたまっている感じだったので、抜く必要がないのでしょうね・・・。
なかなか、難しいなぁ。
今日の治療費
診察料(エコー) 3000円
=合計3,150円
*** 2012.1.4 ***
昨日も今日も、なんだか調子がよさそうなこうちゃん![]()
調子が良さそうだと、ついつい、癌治った?
って思っちゃいますが、そうもいかないのでしょうね・・・。
腹水はたまってきているので、かかりつけの獣医さんに抜いてもらいにいきました。
午後一で診察していただいて、20分ほどで抜き終わって、すっきりしたこうちゃん。
今日は550mlありました。
ビールのように泡がこんもり、容器の上に乗っかっていました。
たんぱく質が泡のようになるようです。
家に帰ってから体重を測ったら、4.6kgでした。
5日前よりも200g痩せちゃったなぁ。
元気そうに見えても、少しずつ病気は進行してしまっているのですね・・・。
今日の治療費
再診料 500円
自宅点滴薬剤料1800円×5日分=9000円
腹水抜き(エコー下にて) 6000円
消費税 775円
=合計16,270円
*** 2012.1.5 ***
今日は獣医腫瘍科認定医Ⅱ種の免許を持つ獣医さんのいらっしゃる病院へ、パパと一緒に、こうちゃんを連れて行ってきました。
この病院には獣医さんが4人もいて、腫瘍科もあるし、CTなどの検査機器もかなり揃っていてとても心強かったです。
自宅から少し遠いけれど、院長先生がとても丁寧に、こうちゃんの状況を時間をかけて細かく見てくださったので、とても安心して診察を受けることができました。
セカンドオピニオンとして、今後の治療方法を相談させていただきたかったのです。
触診と血液検査と、腹水を染色して顕微鏡で見てくださいました。
【こうちゃんの血液検査の結果】
【こうちゃんの診断結果】
・白血球数は42700個/μl
・白血球の組成はおかしくない(バランスは崩れていないようです)。
・貧血があり、炎症を起こしている。
・お腹のなかに、塊はない(触っても、エコーでも腫瘍の大きなこぶ状の塊はない)
・こうちゃんの腫瘍はこぶ状の腫瘍ではなく、腸全体にベターっと広がっている感じ。
・腹水を簡易染色して顕微鏡で見た結果、リンパ球にアズール顆粒が数粒あった。
・腹水がたまっているということは、癌がかなり進行している状態。末期の状態。
・病名としては、『大顆粒リンパ球性リンパ腫』である。
(大顆粒リンパ球のリンパ腫は、消化器型リンパ腫のサブタイプと考えられている)
・消化器型なら抗がん剤治療に効果が高いのだが、こうちゃんのような大顆粒リンパ球性の場合は、抗がん剤がほとんど効かない。
・腫瘍が一か所にかたまりで存在するわけではないので、外科的治療(手術で切除)をすることができない→したがって制癌剤治療を選ぶことになる。
・抗がん剤を使用した場合、ビンクリスチンやシクロホスファミドを何度も使って抗がん剤治療をすることになるが、かなり強い抗がん剤をガンガン入れていかないと効果がでないため、副作用が強くでてしまう。(消化器型であれば、もっと軽い抗がん剤でも効果が高い)
・抗がん剤の副作用としては、食欲不振・吐き気・骨髄抑制リンパ球の減少・腎不全などがある。脱毛はあまり見られないらしい。
・癌性腹膜炎を起こしているので、腹水が濁って炎症を起こしている。
【こうちゃんの今後】
・まず食べられなくなってしまうだろう
・腸がふさがれば吐くこともある。
・腸がもろくなっている状態なので、腸に穴があくこともある。
・肺や臓器に転移したりするかもしれない(肝臓には今のところは転移していない感じ。)
・脾臓のそばにもやもやしたところがあるので、脾臓に癒着してしまっている可能性はある。
・命はもって数週間
・抗がん剤治療をしたとして、その効果があったとしても、数週間の倍くらいにしか命が伸びない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・だそうです。
最新の癌治療で、こうちゃんのような大顆粒リンパ球性リンパ腫の治療方法があるかどうか、大学に問い合わせて、明日にでもお電話くださるとのことでした。
先生は一般的な癌のことはわかるけれど、こうちゃんのようなめずらしいケースは難しいので確認します・・・とおっしゃってくださいました。
誠意があって、熱心な、本当にすばらしい先生にめぐりあえたことに感謝しています。
こうちゃん、なんでこんな癌になっちゃったんだろう・・・。
先生にも何か原因とかありますか?と質問してみましたが、特に原因はないようです。
東海村のJCOの臨界事故があったときは、リンパ種が急に増えたとおっしゃっていました。
(東海村から30km圏内にある動物病院なので・・・)
でも、そのときは違うタイプのリンパ腫が増えて、大顆粒リンパ球性はなかったようです。
こうちゃんの癌は、福島第一の原発事故とは関係ないのかもしれません・・・(関係あったら怖いけど・・・)
ここ数日、こうちゃんの調子が良くて、缶詰もチャオを一日1缶は食べてくれています。
こんなに腹水がたまるのに、食欲があるのが不思議・・・と先生も驚いていましたが、私もびっくりです。
年末は痩せこけた感じがありましたが、ここ数日は元気なときのこうちゃんと変わらない感じがします。
思い当たることといえば、毎晩私がこうちゃんのわきでなでなでしまくっていることなのかも・・・(パパはそう言ってくれます)。
お布団で寝ちゃうと、ぐっすり寝込んでこうちゃんの状態がわからなくなってしまうので、毎晩ストーブをつけっぱなしにして、部屋をあたたかくして、こたつで寝てるんです![]()
私の顔のすぐそばにこうちゃんが寝てくれるので、気がつくとふわふわな毛布をかけなおしてあげたり、なでなでしてあげています。
のどをゴロゴロならして、気持ちよさそうな表情のこうちゃんは、本当にかわいい![]()
こうちゃんと過ごすわずかな時間を、大切に大切にしていきます。
こうちゃんが最期、苦しまずに済みますように・・・
抗がん剤治療は、さすがにあきらめました。
治療して1年とか命が延びるのであれば抗がん剤を・・・と思っていましたが、
数週間しか命が変わらないのであれば、できるだけ苦しまずにいてもらえるよう、負担をかけないようにすることにしました。
ステロイド入りの皮下補液しかしてあげられないけれど、こうちゃんが穏やかな最期が迎えられますように・・・。
頑張れ!こうちゃん!!!!
今日の治療費
診察料 1000円
血液検査 1500円
腹水 1000円
エコー 2500円
消費税 300円
=合計6,300円(安くてびっくりしました)
*** 2012.1.6 ***
今日ものんびりとした一日をすごすことができました。
昨日の夜は、こうちゃんはコタツのそばには出てきてくれず、段ボールハウスで眠っていました。
病院に連れて行って長いこと車に乗せたから、怒っていたのかな・・・![]()
今朝はパパにとてもなついていました![]()
さきほど、昨日お世話になった動物病院の院長先生からお電話があり、
日本の大学のなかで、腫瘍について一番進んでいるといわれている、
相模原の麻布大学の最新の治療法をご紹介してくださいました。
CCNU(ロムスチン)なら、こうちゃんに効くかもしれない・・・とのこと。
L-アスパラギナーゼより反応率が高いけれど、副作用も強いそうです。
副作用としては、骨髄抑制・肝機能障害・食欲不振などがあるそうです。
飲み薬で、3週間に一回投与すれば良いそうです。
こうちゃんの腫瘍はゴルフボールのような塊になっているわけではないのです。
塊であれば触診で手で触れることができるけれど、塊になっていないので、腫瘍を触ることができません。
こうちゃんは、小腸の腸管の粘膜を犯す癌にかかっていて、筒状にダラっと腫瘍ができている状態です。そのため、超音波でも見えないのです。
小腸は内側から 粘膜→筋層→漿膜(しょう膜) 3層構造になっています。
こうちゃんは腹水がたまっている状態なので、この3層すべてが癌に置き換わっている状態になっていると思われます。
制癌剤が効けば、癌細胞がなくなるという点では延命は期待できますが、3層すべてがなくなってしまうので、腸に穴があいてしまう可能性もでてくるのです。
癌細胞が消滅してすぐに穴があくということはないとは思われますが、危険性はあります。
この薬は、腹水がたまっていない状態だったら効果があったかもしれません。
腹水がたまっていない初期の状態であれば、しょう膜だけ残っているとかの状態であれば、穴があくことはないであろうと思われます。
今、こうちゃんの腸管には穴は開いていない状態です。
開いていれば腹水のなかに細菌がいっぱい見えるようになります。
今は細菌はでていません。
もしも穴が開いた場合、急に具合が悪くなり、もって数日の命になるようです。
こうちゃんは癌性腹膜炎を起こしているので、余命は今の状態であと数週間(1か月とか・・・)
ロムスチンの効果があったとしてもその2倍うまくいって3倍程度にしか、寿命はのびないようです。
腹水がたまっているこうちゃんにとってロムスチンは、ハイリスクハイリターンな方法なようです。
皮下補液で緩やかな治療を続けるか、掛けにでるか・・・
飼い主さん次第です。
先生は、お役に立てることがあればまたいつでもご相談に応じます・・・と、とても親切におっしゃってくださいました。
先生は風邪をひいてしまったらしく、とても喉が痛い状態だったようなのに、15分もの長いあいだ、丁寧に説明してくださいました。
電話ではお金にならないでしょうに・・・
なんて親切で素晴らしい先生なんだろう!!
本当に本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
いろんな親切な方々に囲まれて、こうちゃんはとっても幸せです![]()
こうちゃんを通じて、いろんな方に親切に声かけしていただいて、いろんな方のやさしさに触れられて、ほっこりした気持ちのなります。
こうちゃん、頑張ろう!
いっぱいなでなでしてあげるからね~
(今日は段ボールハウスから出てきてね~
)
*** 2012.1.6 ***
夜中はこたつで眠る私のとなりに、こうちゃんが来てくれました。
こたつ布団の上で気持ちよさそうにくつろいでくれました![]()
なでなでして、ハンドパワー?で気を送って、普通の細胞が元気になって癌細胞を追い出してくれれば~と願いを込めて、手をかざしました。
宗教的なことはわかりませんが、人間の持つパワーって何かあるような気がするんです。
昔、父が癌で闘病中だったときも、家族みんなで父の手や足をよくマッサージしていました。
マッサージって、してもらうと、とっても気持ちいいですよね~
猫のツボっていうのもあるのかな??
調べてみようっと♪
今日のこうちゃんは、食欲がかなりあって、今日一日で缶詰3缶くらい食べました。
あまりに食べるので、だ、大丈夫???と、心配になったくらいです。
机の上にも飛び乗ったり、プリンターの上にも座っていたり・・・。
以前の元気なこうちゃんと一緒だ~♪
嵐の前の静けさ・・・でないことを心から願っています。
このまま元気になっちゃえなっちゃえ~!!
でもでも、昨日かおとといあたりから、耳の上のほうがカピカピしてきました。
干からびてるような感じです・・・。
血流が悪いのかな?
身体のあちこちを痒がったりもしているので、薬の副作用なのかな?
明日、病院に腹水を抜きに行くつもりなので、聞いてみようと思っています。
こうちゃん、頑張れ!!
*** 2012.1.9 ***
昨日はかかりつけの動物病院に行き、腹水を抜いてもらいました。
セカンドオピニオンに行ったことと、そこでお聞きした診断もすべて先生に報告しました。
かかりつけの先生も、腫瘍科の学会に参加なさっていて、腫瘍科認定医Ⅰ種の免許を持つ先生2名と、こうちゃんの病状を検討してくださっていたそうです。
ロムスチンのことも、考慮してくださっていたとのこと。
でも、病気がわかった時点で、症状は進行していたし、こうちゃんに負担をかけるのはどうか・・・と、いろいろと悩んでくださっていたのです。
なんてなんて素晴らしい先生なんだろう![]()
ここの病院にして本当に良かったなって改めて思いました。
こうちゃんの今後の治療について、パパとも相談して悩みましたが、
抗がん剤の治療はあきらめました。
命が1年くらいのびるのであれば、抗がん剤治療も考えたのですが、たった数週間しか変わらないのであれば、このままでいようと。
腹水を抜くことと、皮下補液は続けますが、
こうちゃんがのんびりと苦しまずに余生をすごせるよう、家族で見守りたいと思います。
今日のこうちゃんも、食欲があって、のんびりしていました。
ただ、夜、下痢便がでていたのでちょっと心配しています。

あたちは高貴なお生まれなのよ!
まったくまったく。
(って言っているような気がします
)
かーなーり、かわいい
です(親バカ?)
いつもは写真を撮ると、座った目の写真になってしまうんです。
久しぶりにいい写真だ~♪
腹水を抜いた後なのに、お腹がタプタプです。
今まで太っていたから・・・ですかね。
お耳のチリチリは、壊死してしまっているようです。
血行不良が原因みたいです。
そのうち、ポロっと壊死した部分が取れてしまうかもしれません。
あたちの美貌をどうちてくれるのよ![]()
あったかいお部屋にいるのに・・・。あーん、ママも悲しいよ・・・。
こうちゃん頑張れ頑張れ!
昨日の治療費
再診料 500円
自宅点滴薬剤料1800円×5日分=9000円
腹水抜き(エコー下にて) 6000円
消費税 775円
=合計16,270円
*** 2012.1.11 ***
おとといまでは、食欲もあって調子が良かったのに、
下痢便がでてから、食欲がなくなりました。
昨日は肛門を何度もなめていたようなので、たぶん、下痢が続いていたのだと思います。
昨日は、水をかろうじて飲んでくれていましたが、今日はまったく食べません。
缶詰のエサを口元に近づけても、見向きもしません。
腹水はたまっている感じはしないので、たぶんたまっていないとは思うのですが・・・。
今日は、ずっとコタツの布団のところ(コタツの中には入りません)で横になっていて、何度も何度も体の向きを変えていました、
一度おトイレに行って、おしっこをして、またすぐにコタツに戻ってきて、ぐったりしています。
日差しが差したときも、お外に出ようとしないで、コタツでぐったり・・・。
午前中は、ママがずっと体をさすってあげました。
ゴロゴロゴロゴロと、のどを鳴らし続けていたので、体の具合が良くなるといいんだけどな。
とりあえず皮下補液を入れて、様子をみてみます。
液体の流動食をシリンジであげてみてもいいのかも。
嫌がらないといいんだけど・・・。
お耳の壊死した部分が、ますます黒くなってきました。
血の通っている部分と、通っていない部分の差が、よくわかります。
痛くないといいけれど・・・。
どうか食欲が出ますように。。。
*** 2012.1.13 ***
昨日も腹水を抜きに動物病院にいってきました。
おとといの夕方から急に腹水がたまり始めたのです。
かなりかなり痩せてきました。
抜いた腹水の量は500ml。
抜いた後もおなかがタプタプしているような感じ・・・。
タプタプは脂肪なのかな?
だらーんとしたお腹になっています。
腫瘍の様子をエコーで見せていただきました。
腸管は5層構造になっているのですが、その層になっている部分が少なくなっているとのこと。
本当は層がずっと写っていなくてはいけない部分も、癌に侵されて層になっていないんです。
最初に通院してから昨日で2ヶ月が経ちました。
年を越せないと思っていたのに、こうちゃん、本当によく頑張ってくれています。
でも、さすがに食べなくなって今日で4日目。
ずっとご飯を食べてくれない状態で、水だけかろうじて飲んでくれている程度。
今朝、動物病院に電話して、静脈への点滴について相談しました。
病院で点滴を受けるのであれば、機械を使って輸液を入れられるので、点滴のスピードも調整できるし、こうちゃんがひじを曲げた状態であっても輸液が体内に入るそうなのですが、
自宅での場合は点滴のスピードが病院ほど正確には入れられないようです。
腕から点滴を入れるのですが、腕が曲がっていると点滴の落ちが悪いそうです。
点滴が終わった後に、針に血液が混入して固まるのを防ぐために、抗凝固剤を入れるそうです。
私のモチベーションなら自宅での点滴もできるでしょうと、先生はおっしゃってくださいました(自宅で点滴できるのはとても助かります。先生、ありがとうございます!)
5~6時間かけて100ccくらいを入れていく感じだそうです。
飼い主さんが様子をみれる状態のときに点滴を入れていくかんじになりそうです。
針を刺すのは先生でないと無理なので、一度病院に行って、先生に点滴の方法の説明をきちんと受けてから、自宅で点滴になりそうです。
今日、さっそく行こうかどうか迷いましたが、とりあえず、以前いただいた
ビオ ベテリナリー キャット(viyo veterinary cat)という
液状猫用健康補助食品をシリンジで口のなかに流し込みました。
一度にたくさん入れてしまって吐かれては困るので、5ccを3時間置きくらいに与えてみています。
無理無理流し込むのは嫌がるけれど、味はおいしい?みたいです(流したあとは、おいしそうに口の周りをなめてくれます)
かおりもココアっぽくてなんだかおいしそうです^^
もっと早くに液体の食事を与えたほうが良かったのかな・・・。
でも、吐いたり下痢したりされても困るし、与える時に嫌がってそれが負担になっては・・・と迷っていたんです。
とりあえず、今日のところはこの食事があっているみたいです。
少し安心しました。
こうちゃん、歩くと後ろ足がフラフラしていて、腰が上手に立たない感じです。
日中、お日様があたるところに行きたがったので、抱っこして連れて行きました。
ぐったりしていて、半眼をあけている状態です(ゆっくり眠れてはいないと思います)。
何度も体の向きを変えて、またぐったりしている感じです。
たまにピクッと体が痙攣?します。
耳の壊死した部分も、だいぶ黒くなってますますカピカピにひからびた感じになってきてしまいました。
低空飛行でいいから、軟着陸するみたいに、ゆっくりゆっくり苦しまずに天国に行けますように・・・。
なでなですると、たまにゴロゴロとのどを鳴らしてくれます。
よわよわしいゴロゴロではあるけれど、ゴロゴロ言ってくれるのがたまらなく嬉しいです。
昨日の治療費
再診料 500円
腹水抜き(エコー下にて) 6000円
消費税 325円
=合計6,820円
パソコンやりながらこうちゃんの様子をみています。
部屋を一日中あたたかくして、こうちゃんが休めるよう、段ボールハウスもあって、こたつの布団の上でもストーブの前でも、どこでもこうちゃんが過ごせるような状態になっています。
トイレも居間に持ってきました。餌も水も居間にあります。
居心地良く、便利なように・・・。
ふわふわ毛布も気持ちいいね^^
*** 2012.1.15 ***
液体の餌をちょこちょこ与えながら、なんとか状態を保っている感じです。
昨日はクッションとこたつ布団のところで、おしっこをしてしまいました・・・(あらら)。
昨日は夜、お水を飲んでくれました。
でも、今日はまだ飲んでないなぁ・・・。
今朝、動物病院へ連れて行き、腹水を300ml抜いてもらいました。
膀胱におしっこもたまっていたようなので、絞り出してもらったところ、濃縮されたおしっこがでてきたようです。
腹水はいつもよりは比較的きれいだったみたいですが、おしっこが濃いのが気になります。
静脈注射をやったほうがいいのかどうか、先生にお伺いしたところ、こうちゃんへの負担を考えると、液体のエサと皮下補液で様子をみたほうが良さそうなので、静脈注射はやらないことにしました。
今日のこうちゃんも、一日ぐったり・・・。
歩けなくなってきたなぁ・・・。
なんとかフラフラ・ヨッタヨッタしながら、自分の行きたい場所へ移動しますが、意識がもうろうとしているような感じです。
目の焦点が合わない感じです。
一日中ぐったりはしているものの、寝ている様子もなく、目がうつろです。
まばたきしないで、じっとしているので、死んじゃったんじゃないかと、びっくりさせられます。
夜、いつもパパと一緒に寝ていた、パパのお布団のところへこうちゃんが移動しました。
おしっこ、大丈夫かな・・・とおしっこシートを持って様子を見ていたら、パパの掛け布団にやっちゃいました・・・。
シートをおしりの下に入れるかどうか迷っている場合じゃなかったですね・・・。
洗濯物がまた増えたけれど、そんなのこうちゃんの苦しみに比べたら簡単なもんです。
おしっこがでないほうが怖いので、こうちゃん、どんどんしちゃってね!!
今日、病院で 猫の種類が書いてある本 を見ていたら、こうちゃんにそっくりな猫を見つけました!
新しい色のバリニーズ・・・とタイトルにありました。
シール・トーティ・タビー・ポイント???
なんだかよくわからないけれど、まぁとにかくそっくりさんです^^
やはりこうちゃんは高貴なお生まれだったのですね![]()
(雑種だけどね^^)
説明文のところに、人になつっこい・・・とあったけど、それはどうよ
ですよ![]()
特定の自分が気に入った人にだけなつく・・・が、正解でしょうか![]()
さぁ、こうちゃん、頑張って液体のエサ食べておくれ~![]()
(う~ん、こうちゃんに嫌われることばっかりやってるなぁ、私。
病院に注射に強制給餌・・・
ごめんよ・・・
)
今日の治療費
再診料 500円
注射薬剤料(自宅用)1800円×5日分=9000円
腹水抜き(エコー下にて) 6000円
ディスポシリンジ3ml 100円×2本=200円
ビオベテリナリーキャット 1350円
消費税 852円
=合計17,900円
*** 2012.1.18 ***
今日もこうちゃん、頑張って生きています。
目をつぶって眠ることがない感じがします。
目をつぶっている姿をここ1週間は見ていません。
おなか、かなり痛いんだろうな・・・。
一日がとても長く感じるんだろうな・・・。
呼吸も、一呼吸一呼吸が、大きくなってきました。
強制的にシリンジで液体の餌を流しこみますが、かなり嫌がります。
むせそうになります・・・。
今朝はおしっこがでてくれたので、少しだけ安心。
皮下補液と、ほんのちょっとの液体のエサでしか水分を取っていない状態なので、かなり脱水が進んでいるはずです。
なかなかお迎え、きてくれないね・・・。
こうちゃん、天国へ行くんだよ。
天国でじぃじに会って、たくさんかわいがってもらうんだよ。
神様にたくさんかわいがってもらうんだよ。
もうすこし、もうすこしだけ、頑張って!
どうか穏やかに苦しまずに眠るように息を引き取りますように・・・。
こうちゃん、ありがとうね。本当にありがとうね。
*** 2012.1.19 ***
今朝も起きたらこうちゃんが生きていてくれて嬉しかった・・・。
私が寝ているあいだに、死んじゃうんじゃないかって不安があります。
昨日、シリンジで液体のエサを口に入れたら、ウエッとなってしまって・・・。
流し方が悪かったのか、もうからだが受け付けなくなってしまっているのか。
もともと自分から食べたがらないものを、無理やり口に入れるのもどうなのかという葛藤がいつもありました。
でも、口から栄養を摂らないと、体はもっともっと弱くなっていってしまうし。
どうしたら良いのか、正しい答えがわからないです。
様子をみて、考えていくしかないのでしょうね。
今、こうちゃんはコタツのなかにいます。
かろうじて、自分の足で移動できるので、自分の好きな場所ですごしてもらえるようにしています。
呼吸もだいぶ荒くなってきました。
かなりしんどいんだろうな・・・というときも、多々あります。
何度も体位を変えて、楽な姿勢を自分で探そうとしているような感じです。
それにしても、ステロイド入りの皮下補液の効果はすごいですね。
こうちゃんの体質に合っていたというのもあるのかな・・・。
皮下補液を打ってから数時間後たったあたりが、一日のうちで一番落ち着ついているような気がします。
皮下補液は、決して経済的とはいえないけれど、車で病院へ連れていく猫へのからだの負担を考えれば、かなり良いものだとつくづく思います。
オリオンなんて、毎日往復40分かけて病院に行ってステロイドの注射をしていたけれど、皮下補液を自宅でさせてくれる病院を選んでおけば・・・と、ついつい比べてしまいます。
病院選びは大切ですね。
今回、こうちゃんの治療にあたって、病院に4つ行きましたが、それぞれの病院でそれぞれに特徴があって、病院選びって大切なんだなって改めて思いました。
セカンドオピニオンとか転院とかって、なかなかしにくいことなのですが、他の病院に行くことで今まで不安だったこととか質問しずらかったこととか、いろんなことが明らかになって、方向性が決まってくるんです。
同じ病気のこと、同じ治療法のことを説明されたとしても、説明してくれる先生が違うだけで、自分なりに受け止め方が違うんだな・・・とも感じました。
もう手のほどこしようがない・・・ということを、一人の先生からの説明だと素直に受け入れることができなくて。
でも、同じことを何人もの先生に言われると、あぁ、もうあきらめようって思うこともできたし。
動物病院にかかる治療費も、かなりの額になってきました。
「治療費を気にしなくていいよ」と言ってくれたパパにも感謝です。
あ、もちろん、家計をきりつめていかなくてはいけないことは確かなのですが。
経済的な理由で、動物病院へ連れていけない方もたくさんいらっしゃると思います。
経済的に裕福であっても、動物病院に連れていくという発想がない飼い主さんも、結構多いみたいですね・・・。
人それぞれ、いろんな考え方がありますね。
さっき、猫ちゃんをとてもかわいがっている、猫ちゃんに詳しいお友達とメールしました。
「人間以外の動物は、楽にはなりたいとは思っても、死にたいとは絶対に思わないだろう」って。
私も本当にそう思います。
どんなに苦しい状態になっていても、必死で生きようとするんですよね・・・。
猫エイズで闘病していたオリオンもそうだった・・・。
こうちゃんが天寿を全うできるように・・・。
自分に悔いがないように。
最後まで一緒に頑張ろうね、こうちゃん。
*** 2012.1.21 ***
昨日も動物病院に行ってきました。
午前中、酸素室に入って状態を良くしてから、午後に腹水を抜いてもらいました。
抜いた腹水の量は250ml。
とろっとしていて、色も黄色が強く褐色がかった色でした。
腹水の状態からみて、腸に穴があいているかもしれない・・・とのこと。
今までのなかで一番状態が悪いと、先生もおっしゃっていました。
腹水がたまってつらそうなときは、上半身を高くして寝かせてあげるといいよと教えていただきました。
聴診器をあてたところ、肺にはまだ水はきていない感じでしたが、腹水が邪魔して、呼吸のさまたげになっているような感じでした。
昨日の治療費
再診料 500円
注射薬剤料(自宅用)1800円×5日分=9000円
皮下点滴(院内にて) 1200円
腹水抜き(エコー下にて) 6000円
ICU 12,000円
税 1,435円
=合計30,130円
もう、本当に、いつお迎えがくるんだろう・・・というくらい、すっごくつらそうなこうちゃん。
まばたきをしないので、目が乾燥しちゃっていて、そのためか涙がだらっと流れるんです。
水を飲みたがったので、口をお皿に近づけさせてあげましたが、首が上下に震えてしまって(首を支えることが難しいみたい)、ガクガクしながら口をつけていました。
ちょっとしか口に含めていないのに、すぐにウエッとなってしまっていました(つらいね、こうちゃん・・・)。
今日は、さすがにもうダメかもって思っていましたが、でもまだ頑張って生きてくれています。
自分で必死に体の向きを変えて、自分の行きたい場所へ移動しようとするんです。
その姿はまるで、まだ目の見えない子猫がお母さんのおっぱいを求めて、右へ左へ首を振りながら、足をヨタヨタたさせながら歩く姿とまったく同じなのです。
本当に本当に懸命に生きるこうちゃん。
どこにその生命力が残っているのか。
どうして、こんな姿になってもなお、生きることをあきらめないのか。
見ていて、せつなくなります。
さっきもコタツの中でおしっこをしてしまいました。
綺麗な毛が黄色く濡れてしまっていたので、濡れたタオルで拭いてあげてから、乾いたタオルで拭きとってあげました。
あんなに綺麗好きだったこうちゃん、自分で毛づくろいしたいだろうな・・・。
こんなにやつれて痩せてしまっても、こうちゃんの毛艶はきれいなままです(良かった)。
何度も何度もナデナデしてして、たくさん声かけしてきましたが、今はそれもつらいようで、自分からコタツに入ってしまいます。
コタツの布団をめくって、首から上だけでもコタツの外に出してあげようとしても、嫌がって足で私の手に蹴りを入れてきます(おぉぉ、まだその気の強さが残っていたのか!びっくり!)。
最後までこうちゃんはこうちゃんなんですね。
猫は最後は飼い主さんの前から姿を消すことが多いと聞くので、こうちゃんに無理をさせないためにも、あんまり構わないようにしようかなと今は思っています(蹴りを入れられたことがショックかも
まぁ、こうちゃんらしいので、ご愛嬌です
)
死に目に会えないのはかなりさみしいですが、すぐそばにいるからね。
いつでもコタツから出ておいで~![]()
*** 2012.1.22 ***
今朝4時ごろ、こうちゃんは虹の橋へ旅立っていきました。
夜中に自分でコタツから顔だけを出して(顔以外はコタツのなかでした)、苦しそうにしていました。
私とパパが両方からなでなでしたり、声かけしたりしましたが、こうちゃんの意識は朦朧としていてとてもつらそうでした。
昨日今日と、本当に呼吸が苦しそうで、最後の最後で、苦しい思いをしている感じでした。
私もパパもかなりの睡魔に襲われながら、こうちゃんを見ていましたが、私は睡魔に負けました・・・。
朝4時にパパのこうちゃんを呼ぶ声で目が覚め、こうちゃんの呼吸が止まっていることに気がつきました。
パパも半分眠りながらこうちゃんの呼吸を見ていてくれました。
何度か呼吸が止まったかのように見えたけれど、でも呼吸が続いていて、やっと止まった感じだったみたいです。
こうちゃん、こうちゃん、本当に本当にお疲れ様でした。
最後までよく頑張ったね!
こうちゃんは、私の誇りだよ!!
こうちゃんの汚れてしまった体を綺麗に拭いてあげて、段ボールのなかにふかふかのお布団を入れて、ペットシーツを入れて、そこにこうちゃんを寝かせてあげました。
お気に入りだった、ふわふわの毛布もかけました。
こうちゃんの目は開いたままでしたが、指でまぶたを閉じてあげました。
死後硬直の後、目が開いていないように・・・と、こうちゃんのまぶたが綺麗に閉じていてもらえるように、何度も指で押さえていました。
耳やお顔はあっというまに冷たくなっていくんですね・・・。
でも、お腹はまだあったかかった・・・。
こうちゃん、まるで眠っているかのような穏やかな表情。
呼んだら起きてきそうな感じ。
こうちゃん、本当によく頑張ったね。
こうちゃんの遺体は、火葬することに決めていたので、ペット専門の葬祭場に電話をしました。
「うちの猫ちゃんが今朝亡くなって・・・」と話しをしたとたんに、涙がダーッとあふれて止まらなくなりました。
気が張っていると、こうちゃんが死んだという実感がわかないのに、時間が経つにつれて、耐えられないくらいの悲しみがやってくるんですね・・・。
わんわん、泣きました。
午後3時からの火葬の予約を済ませた後、子供たちのアルバムを引っ張り出してきました。
こうちゃんの写真が見たかったのです。
小さいときの上の子の写真。
生まれたばかりの上の子のすぐそばに、こうちゃんがいるんです。
上の子がお砂場で遊んでいる姿を見守るこうちゃん。上の子にちょっかい出されて嫌そうにしているこうちゃん。
下の子が生まれて、下の子と一緒にいるこうちゃん。
家族みんなが集まっている場所に、こっそりこうちゃんも写っていたり・・・。
もう、我が家の歴史に、こうちゃんがしっかりと刻まれているんです。
こうちゃんは猫だったけど、人間以上の存在感と、愛情があって、家族そのものでした。
こうちゃんがいない現実を受け入れるのが、今は一番つらいです。
涙が止まらなくて、苦しいときが、何度も訪れます。
火葬場には、家族みんなで行ってきました。
みんなで一緒に観音様にお参りをして、焼いていただいたお骨を、みんなで拾って桐の箱のなかに入れました。
こうちゃん、小さかったんだね・・・。
あんなにふっくらしていたのに、小さな箱に入るくらいの大きさになっちゃいました。
しっぽの小さな骨も、首のおもしろい形の骨も、爪も、どんな小さな骨も綺麗にひろって、箱に入れました。
喉仏もきちんとあって、綺麗な形をしていました。
大きな頭の骨には、こうちゃんのキバの部分や小さい歯の部分がくっついていて、子供たちと、この歯に噛まれたんだよね、痛かったんだよね・・・って笑いました。
家に帰ってきても、もうどこにもこうちゃんはいません。
爪とぎする音も、こうちゃんの足音も、泣き声も、もう聞こえないんです・・・。
今、パソコンでこの文章を打っているわきで、上の子が、私の文章を読んで、こうちゃんを思って泣いてくれました・・・。
上の子は、こうちゃんによく足をかまれていたので、こうちゃんを恐れて、こうちゃんをよけてダッシュで歩いたりするくらい怖がっていたのに、でもでも、こうちゃんを大好きでいてくれたんです。
この子がやさしい子に育ってくれたのは、こうちゃんのおかげだなって思っています。
下の子は、まだ小さいので、あんまりよくわかっていなかったみたいですが、でも小さいときの記憶にはきちんと残っているはずです。
こうちゃん、こうちゃん、こうちゃん。
本当に本当にどうもありがとう。
たくさんの幸せと、たくさんの愛情をありがとう。
こうちゃんは心の支えでした。
虹の橋が本当にあるのなら、虹の橋でお友達とみんなで楽しく遊んでいてください。
もしも、天国に先に行くのであれば、天国のじぃじやおじいちゃんたちに、たくさんたくさんかわいがってもらってね。
こうちゃんとすごした、11年9カ月は、一生忘れないよ。
きっとまた、思い出があふれてつらいときがたびたびくるけど、何度でも思い出して、何度でも泣くからね。
時間が経たないと、ラクにはなれないよ。
こうちゃん、本当によく頑張ったね。
そして、苦しいのに、全然そんなそぶりをみせないあなたは、本当にかっこよかった!
こうちゃんが教えてくれた強さを、私は忘れないからね。
たくさんの幸せを本当にどうもありがとう。
これからも、ずっとずっと見守っていてくださいね。
本当にどうもありがとう。
ゆっくり、安らかに、眠ってね・・・。




























































